1. 静けさの裏側にある「賑わい」の哲学
私の移住計画を語る上で、フクギ並木の「静寂」は欠かせない要素です。しかし、備瀬崎の海に一歩足を踏み入れると、その静寂とは対照的な、カラフルで賑やかな「おさかな天国」が広がっています。
例えば、浅瀬で群れるルリスズメダイ(★☆☆☆☆)やデバスズメダイ(★★☆☆☆)の鮮やかな青緑色は、まるで都会のネオンサインのような活気です。この「静と動」「黒(フクギ)と色(魚)」の鮮やかな対比こそが、備瀬崎の最大の魅力だと感じています。
私のライフワークである「おさかな図鑑」のデータ収集は、単なる趣味ではありません。この海中の賑わいを理解し、移住後の生活を「時間の質」で満たすための、多角的な戦略なのです。
2. データ収集と「幻のターゲット」を追う知恵
現在、私は横浜で、先日発注した『沖縄さかな図鑑』の到着を心待ちにしています。私が自力で集めた情報に、プロの知見という「確かな知識」を加えることで、図鑑の精度と信頼性を高めます。
特に関心があるのは、遭遇難易度★★★★☆以上の魚たちです。
- オルダルマオコゼ(★★★★★): 命に関わる「究極のリスク」。彼の擬態を見抜く知識は、安全管理の礎となります。
- シマキンチャクフグ(★★★★☆): その愛嬌の裏にある「毒という自己防衛」。彼の姿は、社会に溶け込みつつ、自分の核を守る私の哲学を象徴しています。
これらの魚を探す作業は、ビジネスにおける「市場の深層調査」と同じです。表面的な情報だけでなく、その下に潜む「真実(リスクや価値)」を探り当てる知恵が求められます。
3. 「第二章」の扉を開くための三つの行動
この「おさかな天国」を舞台に、私の移住計画(第二章)をより強固なものにするために、この週末から以下の行動に注力します。
- 情報の統合(データベース化): 新しい図鑑から得た情報を、私の「おさかな図鑑」の既存リストと統合し、難易度や生息場所のデータを補強します。
- 体験の設計: 来年7月の家族旅行で、義父母に最高の感動を与える「海中体験の演出プラン」を練り上げます。どの潮位で、どの魚を見せるか。これは、「家族の心の土台」を築くための最重要ミッションです。
- 協力者の視点: 「おさかな図鑑」の口コミ情報をどのように整理し、協力者の「情報(柱IV)」を活かすか、具体的なウェブサイトの設計図を描き始めます。
備瀬崎の海は、私にとって無限のデータとインスピレーションの源です。この賑やかでカラフルな海中世界を解読することこそが、私の「第二章」への最も確実な近道なのです。
次回は、この新しいデータ統合の進捗と、今後の計画についてお話しできればと思います。


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