今日は週の真ん中に向かう火曜日。東京のオフィスは、週末の計画を形にするためにスピード感が求められる一日です。朝から様々な部署との調整が続き、頭の中は常に次のタスクへと切り替わっています。
こういう**「加速」している時間にこそ、私は備瀬崎の「減速の美学」**を強く思い浮かべます。
これまで世界中でビジネスをしてきた経験から、「速い」ことの価値は十分に理解しています。しかし、備瀬崎のフクギ並木のあの静けさは、「立ち止まることの価値」を教えてくれます。並木を歩く時の、一歩一歩のゆっくりとしたリズム、葉擦れの音だけが響く静寂。あの空間こそが、疲弊した心を最も効率よく回復させる最高の戦略なのです。
今日は、現地に住む友人から、備瀬崎ベース周辺での地元の方々との交流に関する、非常に心温まる情報をもらいました。移住後の生活を考えると、地元のコミュニティに溶け込むことは最重要課題の一つです。観光客ではなく、地域の一員として認められるための小さな心遣いや挨拶の仕方など、具体的なアドバイスは本当に有益です。
来年7月に備瀬崎を訪れる際には、友人を通じてそうした地元の方々との**「初めての挨拶」を計画しています。夢は、海の色や景色だけでなく、こうした人との繋がり**の上に成り立つものだと痛感しています。
遠い備瀬崎の静かな贅沢を胸に、今日も東京で、この火曜日のスピード感を乗り切ってまいります。
また次回、この日記で夢の進捗をお伝えしますね。


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