皆様、こんにちは。備瀬崎ベースのウヤジでございます。
今日の備瀬崎は、朝から太陽が元気いっぱいで、空の青と海の青のコントラストが、本当に目に焼き付くようでした。早起きして、フクギ並木から海を眺めたのですが、あの静かな海の色を見ていると、自然と深呼吸したくなりますね。
ふと、この場所に来てからの時間の流れ方について考えていました。
長年、私は仕事で東へ西へと、多くの街を訪れる機会に恵まれました。地球儀をなぞるように移動する生活では、肉体の疲労よりも、むしろ心の時差が厄介でした。頭の中は常に次の会議やプロジェクトのスケジュールで動いていて、「今、自分がどこにいるか」という感覚が薄れてしまう。そんな日々でした。
でも、この備瀬崎に来てからは、時間の流れがとても素直なんです。
朝、日の光で目覚めて、日が傾くのを見て一日を終える。遠くの伊江島のタッチューをぼんやり眺めていると、頭の中の複雑な計算がリセットされていくような感覚があります。
今日は特に、波打ち際に小さな貝殻がたくさん打ち上げられていて、一つ拾い上げてみました。この貝殻が、遠い海を旅してここへ辿り着いたのかと思うと、なんだか共感を覚えますね。
この場所が、私にとって人生の「第2章」の始まりだと決めたのは、きっと、心が本当に求めていた「時差のない、素直な時間」がここにあったからでしょう。
もし、日々の忙しさの中で少し立ち止まりたいと思っている方がいらっしゃったら、ぜひこの備瀬崎の静けさを体験しにいらしてください。
また、明日も気ままに、備瀬の日常をお伝えしますね。


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