1. 人生の「第3章」が示す真のゴール
皆さん、こんにちは。管理人のウヤジです。
私はこれまで、人生を三つの章に分けて語ってきました。第1章(東京の会社員)で知恵と資金を蓄え、第2章(沖縄での移住生活)で「時間の質」を追求する。そして、その終着点にあるのが、故郷・奈良での「第3章」です。
なぜ、私は今、沖縄移住という大きなプロジェクトを進めながら、常にその先の奈良を見据えているのか。それは、この「第3章」こそが、私の人生の哲学のルーツを示しているからです。
静寂の系譜:奈良と備瀬崎の共通点
東京の喧騒から離れた場所へ、と求める私の本能は、故郷・奈良の持つ「静寂」に深く根ざしています。
- 奈良の静寂:それは、長い歴史と信仰が積み重ねられた、重厚で歴史的な静寂です。古都の寺社仏閣がもたらす、時間の重みを感じさせる、動かしがたい静けさです。
- 備瀬崎の静寂:それは、フクギ並木や海辺がもたらす、自然で、無駄のない静寂です。生命の息吹と潮風だけが聞こえる、軽やかで即物的な静けさです。
二つの静寂は全く異なりますが、共通しているのは、「何かに急かされることのない、自己と向き合う時間」を与えてくれる点です。私は人生の全てをかけて、この「静寂の質」を追求しているのだと気づきました。
2. 「時間の哲学」と「軸石」の教え
備瀬崎の集落の原点である「軸石」は、集落のすべての始まりとなった「知恵と生活の基準点」です。私の人生の「軸石」は、故郷・奈良での原風景にあります。
しかし、奈良へすぐに帰らないのは、「第2章」という沖縄での挑戦と成長が必要だと知っているからです。
- 沖縄での時間:私はここで、ビジネスの知恵を、自然と共生する「生活の知恵」へと変換する実験をします。築古物件の再生、おさかな図鑑を通じた環境学習、そして地域との新しい関係構築。
- 第3章への価値:この挑戦の経験と知識こそが、私が奈良へ戻った際、単なる「老後の生活」ではなく、「人生の深みと豊かさを次世代に伝える」ための最も価値ある資産となるのです。
亡くなった琉金のシロちゃんが教えてくれた「一瞬の尊さ」も、この哲学に繋がります。残された人生の時間を、最も有意義な「学び」と「創造」に投資しなければならない、と。
3. 終わりに:未来へ続く「静寂の道」
備瀬崎BASEプロジェクトは、単なる沖縄移住の記録ではありません。それは、私が「故郷への最高の帰り方」を探し、人生の終焉に向けて最も価値あるものを積み重ねていく、「未来へ続く静寂の道」の記録なのです。
次回は、この「第3章」を成功させるために、現在の東京でのキャリアをどのように「区切り」、どのように「継承」していくかという、「第一章の集大成」について具体的にお話ししたいと思います。

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