【備瀬崎日記】静けさの価値、そして「共創」という名の戦略

【備瀬崎日記】静けさの価値、そして「共創」という名の戦略 備瀬崎日記(てきとー)
静けさの価値、そして「共創」という名の戦略(写真はイメージです)

横浜は少し肌寒くなってきましたが、備瀬崎の海は今日もどこまでも深く澄んでいます。現地時間で早朝に立ち、フクギ並木を抜けて海に出ました。いつものように伊江島タッチューを遠く望む。そんな妄想をしながら想いにふけっています。

今日、改めて実感したのは、この集落の持つ「静けさ」の価値です。東京では情報の洪水の中で「成果」を追い求めていますが、ここでは風の音、葉擦れの音、そして波の音だけが、私の中の思考をクリアにしてくれます。これこそが、私が人生の「時間の質」への戦略的投資 として求めているものなのです。

夕食後、プロジェクトの核心である「共創パートナー募集」のウェブサイトを最終チェックしました。先週、優秀な方々から既に数件のエントリーをいただいています。

特に重視したのは、皆さんの「動機」です。単なる事業チャンスとしてではなく、「第二章」の人生設計 、そして備瀬の歴史と知恵を未来へつなぐという理念 に、どれだけ深く「共感」して頂いているか。これが、このプロジェクトの成否を分けると思っています。

今日の思索:四つの柱と人の繋がり

改めて「四つの柱」 を見返した。

  • 柱 I. 人(コミュニティ戦略):集落の古老が持つ「生きた知恵」 を継承するコンテンツ戦略 と、地域住民との信頼基盤を築く推進役 が不可欠です。単なる旅行者ではなく「隣人」 となることが求められます。
  • 柱 II. モノ(資産最適化戦略):沖縄特有の湿気・塩害対策 を、ローコストで実現するための技術 が、築古リノベという「実証実験」 を成功させる鍵となります。
  • 柱 III. 金(資金極小化・価値投資戦略):この挑戦は「金銭的な成功」が目標ではありません 。理念に賛同し、「時間の質」への投資 として、初期リノベ費用を支援してくださる真のパートナーを探さなければなりません。

パートナー募集は、単なるリソース集めではありません。私の「第1章」の知恵 と、彼らの「情熱と専門性」 を融合させ、人生の設計図を共に書き換える 壮大なプロジェクトです。

次のステップは、エントリーしてくれた方々との対話。この静かな備瀬の地で、どんな新しい価値が生まれるのか。心から楽しみにしています。

明日のToDo: エントリーいただいた方々への一次選考結果の通知準備。そして、もちろんシュノーケリングで備瀬崎の海へ潜り、「おさかな図鑑」のデータ収集を継続します 。

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