皆さん、こんにちは。管理人のウヤジです。
前回、私の沖縄移住という夢が、単なるロマンではなく、「人生の第二章」として具体的な目標となった経緯をお話ししました。現在は、横浜を拠点に東京のオフィスで働きながら、その壮大なプロジェクトの「準備期間」を過ごしています。
夢は「壮大なプロジェクト」である
私は長年、東京の企業で海外事業に携わってきました。30カ国以上を巡り、40州を訪れる中で、身をもって学んだことがあります。それは、「どんなに大きな成功も、綿密な計画と情報収集、そしてリスク管理の上に成り立つ」ということです。
沖縄移住も、これと全く同じです。
- ビジョン(目標):備瀬崎の海辺で、心豊かに暮らす。
- マイルストーン:来年7月の長期滞在による最終確認、そして数年後の完全移住。
- リソース(資金):東京での「第一章」をやり切ることで、しっかり確保する。
私たちは、夢を夢で終わらせないために、ビジネスで培った知恵を惜しみなく投入しています。
「築古物件」の魅力と覚悟
現在、最も時間をかけているのが、備瀬崎周辺での「住居」に関する情報収集です。当然ながら、美しい景色を望む物件は競争率が高い上に、新築物件は費用がかさみます。そこで私たちが視野に入れているのが、築年数が経過した物件、いわゆる「築古物件」です。
これは、海外の未開拓な市場に挑むのと似ています。大きなリスク(老朽化、修繕費用)と引き換えに、「手を入れることで無限の可能性が広がる」という魅力があります。
しかし、沖縄の築古物件には特有の「覚悟」が必要です。強烈な日差し、高い湿度によるカビや腐食、そして白蟻対策。これらはすべて、本土の住宅事情とは全く異なります。現地に住む友人からのアドバイスは、「夢を見過ぎるな、まずは潮風の厳しさを知れ」というものでした。
私は、この「厳しさ」をネガティブには捉えていません。むしろ、問題解決能力を試される、新たな挑戦だと考えています。
シロちゃんの航海と、未来の備瀬崎
自宅の水槽で泳ぐ琉金(金魚)のシロちゃんは、今日も優雅です。シロちゃんが水槽の中でゆったりと泳ぐ姿は、私にとって、将来の備瀬崎の海を切り取ったかのような静かな贅沢を教えてくれます。
この静けさを守り、備瀬崎での第二の人生を豊かにするために、私は今後も、ビジネスマンとしての冷静な視点と旅人としての熱い心を両立させて、この移住計画を進めてまいります。
次回は、「沖縄での生活費と、お金に対する哲学」について、もう少し深掘りしてお話しできればと思います。
この長い旅の記録が、いつかあなたの人生の物語と交わることを願っています。


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