今日は週の真ん中に向かう火曜日。東京のオフィスは、案件を形にするためのスピード感と緻密な調整が求められる一日でした。様々な部署との連携が続き、頭の中は常に次のタスクへと切り替わっています。
この火曜日の忙しさの中で、私は頭の中で来年7月の備瀬崎訪問のシミュレーションを重ねていました。来年7月は、妻の両親を招いての3泊4日の家族旅行です。
この訪問の目的は、当初から非常に明確です。それは、義父と義母に備瀬崎の「時間の質」と、あの場所が持つ静かな安らぎを、五感で感じてもらうことです。単に観光地を巡るのではなく、フクギ並木をゆっくりと歩き、遠くの伊江島を眺めながら、なぜ私がこの土地に人生の第二章を賭けたいのかを、言葉ではなく雰囲気で理解してもらうためです。
この3泊4日は、移住計画の**「人」の柱を強固にするための、非常に大切な情緒的な投資だと捉えています。家族の理解と応援という揺るぎない「心の土台」**なしに、この壮大なプロジェクトは成り立ちません。
専門的な調査(シロアリ対策やキーパーソンとの会合)は、この訪問では意図的に組み込んでいません。「仕事」と「家族の理解」という二つの目標を混ぜては、どちらも中途半端になるからです。本格的なフィールドワークは、別の機会に集中的に計画を立てる必要があります。
今は、この家族の訪問を最高の形で成功させ、**「備瀬崎、いいね」という温かい一言を引き出すことに集中します。この家族からの「心の承認」**こそが、今の私にとって最も重要な「タスク」です。
遠い備瀬崎の海を心に描きながら、今日もこの火曜日を、着実に乗り越えてまいります。
また、明日もこの日記でお会いしましょう。


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